仕事と一口に言っても、職種や雇用形態、勤務形態などは実に多岐にわたります。中でも勤務形態は、日中だけだったり、夜間だけだったり、さらには日中と夜間の交替勤務だったりと、働く時間帯は様々です。勤務の時間帯が不規則な仕事も多種多様で、日中だけでなく夜間にも稼働している企業や施設などでは、当然ながら日勤と夜勤の交替勤務が発生します。その代表的な職種の一つとして挙げられるのが、看護師です。

看護師の雇用形態は、主に非常勤と常勤の2パターンがあります。非常勤の場合には、日勤か夜勤のどちらかで勤務することが少なくありません。一方、常勤は病棟を備えている医療機関において、求人募集が多い傾向が見受けられます。このような医療機関で常勤として働く場合は、日勤と夜勤の交替勤務が基本です。

しかし、日勤と夜勤の2交替制だけではないケースもあります。例えば、24時間の中で4パターン、もしくは3パターンのシフトを組み、ローテーション制で勤務に入ることもあるのです。シフトが不規則になりやすいのは、やはり有床の医療機関ならではと言えるでしょう。不規則なシフトに対応する分、看護師にとって十分な経験を積める可能性が高いです。

この他、入居に対応している介護施設でも、看護師が常勤で働いている場合があります。ですが、すべての介護施設で常勤の看護師を配置しているわけではなく、日中のみ営業しているデイサービスではもちろん夜勤はありません。介護施設でも看護師は日勤のみの職場があるため、もしも介護施設で常勤として活躍したい場合は事前の確認が必要でしょう。